聖戒 (Jokai)

聖戒(じょうかい、生没年不詳)は、鎌倉時代中期の時宗歓喜光寺の僧。
伊予国の領主河野通広の孫で、一遍の従弟(一説には弟または甥)。
一遍の弟子他阿真教の徒弟として、正応4年(1291年)に京都錦小路通に歓喜光寺を建てた。
時宗十二派中の一つである六条派の祖となった。
正安元年(1299年)には『一遍上人絵伝』12巻を撰し、法眼円伊にこれを描かせた。
これが『六条縁起』である。

[English Translation]