京都花月劇場 (Kyoto Kagetsu Theater)

京都花月劇場(きょうとかげつげきじょう)は、吉本興業の劇場。
映画館。
演芸場。
京都市中京区の通称新京極に所在した。
現在は吉本が経営する商業ビル「パッサージオ」が立地。

沿革
1936年(昭和11年) 芝居小屋・中座を買収し、跡地に新築の上開業。
漫才主体の演芸場。

1946年(昭和21年) 洋画専門館となる。
ただし、楽屋が残っていたため定期的に歌手の実演興行も行われる。
のち東映封切館となる。

1962年(昭和37年)6月1日 再び演芸場となり、演芸や吉本新喜劇舞台中継などが行われた。

1987年(昭和62年)3月31日 建物の老朽化と演芸興行をなんばグランド花月へ統合することに伴い閉館。

劇場について

収容人数は約千人弱程度。

毎年7月中席は「宵山寄席」の興行が行われていた。

ダウンタウン (お笑いコンビ)も若手の頃に出演。
なお浜田雅功は、幾度か楽屋に寝泊りしたことがあり、その時に人の気配がしたが誰もいなかったことがあったと語ったことがある。
他の芸人も楽屋でよく心霊的な現象を体験したと語っているが、この土地は寺に囲まれており、かつて墓場であったといわれていた。

[English Translation]