九条葱 (Kujo Negi (Leek from Kujo))

九条葱(くじょうねぎ)とは、日本を代表する青ねぎ(葉ねぎ)の一種である。
もともとは難波に自生していた葱が原種と言われ、後に京都府に伝わって、古くから品種改良が施され、伝統的に生産され続けている京野菜のひとつである。

京都市南区 (京都市)九条地区が主産地であったことからその名がついた。

葉鞘部が比較的太く濃緑色の九条太葱、葉鞘部が細く葉色が薄い(浅黄色)浅黄系九条葱(さんぎけい_)がある。

分けつが多い。

葱にまつわる伝承

弘法大師空海が大ヘビに追いかけられたとき、葱畑に隠れて難を逃れたという逸話がのこっている。
そのため、東寺周辺の農家の人々は東寺の縁日にあたる21日は葱畑に入らないようになり、その日に葱を食べると一家に不幸が起こるという言い伝えがあったという。

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