円山・四条派 (Maruyama-Shijo School)

円山・四条派(まるやま・しじょうは)は、江戸後期から京都で有名になった円山応挙を祖とする円山派と、松村呉春を祖とする四条派を合わせた呼び名である。

円山派の祖である円山応挙の写生的画風に、四条派の祖である松村呉春が影響を受けているため、後世になってまとめて「円山・四条派」と呼ばれるようになった。

実態としては、呉春は与謝蕪村の文人画(南画)を基礎としているため、円山派と四条派は別の流派であると言っても過言ではない。

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