削り節 (Kezuribushi (shavings of dried fish):)

削り節(けずりぶし)とは、カツオ、サバ、イワシ等の干し魚を薄く削ったものである。

かつては、鰹節と呼び、広く流通していたが、かつお以外を原料とするものまで混じっていたことから、商品としての誤解を避けるため、「削り節」と呼ぶこととなった。

カツオを原料とした削り節の小袋(かつおパックという商品名)が家庭で手軽に使える商品として、ヒット商品となった。
また、テレビでの高名な調理師が番組で鰹ダシを取る際に、鍋に山のように入れるシーンが放映されたことなどから、一段と用いられるようになった。

静岡県の一部では、イワシ削り節がよく用いられる。
コクがあり、安価なため大量に使用できる。

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