芋棒 (Imobo (Dish of boiled shrimp-shaped potato and dried cod. A famous local cuisine of Kyoto.))

芋棒(いもぼう)とは、京料理として名高い、京都市の郷土料理。

概要
エビイモと棒鱈を炊き合わせたもの。
京野菜である海老芋はサトイモの一種である。
江戸時代中期に九州で作られていた唐芋(とうのいも)を京都に持ち込んだのが始まり。
棒鱈は真鱈を干したもので、その昔、宮中への献上品だった。

作り方
厚く面取りした海老芋と、1週間~10日程かけて柔らかく戻した棒鱈を、1日以上かけて炊き上げる。

煮崩れしやすい芋と煮えにくい棒鱈を普通は一緒に煮ない。
しかし、棒鱈から出る成分が海老芋を包み込み煮崩れを防ぎ、海老芋から出る灰汁が棒鱈を柔らかくする。

[English Translation]