青海波 (Seigaiha (a program of gagaku [ancient Japanese court dance and music]))

青海波(せいがいは)は雅楽の演目(本項で説明)
1の衣装に使われる文様。
半円形を三重に重ね、波のように反復させたもの。

清元の曲。
明治三十年初演。
永井素岳作詞、二世清元梅吉作曲。

管絃

盤渉調(ばんしきちょう)の曲。
盤渉調から黄鐘調へ渡された。

舞楽

左方の二人舞。
番舞は「敷手」。
正式には「輪台」に続けて舞う。

二人の楽人がゆったりと袖を振りながら舞う非常に優美な舞で、源氏物語紅葉賀の場面に取り上げられたことで有名。

装束

別装束を用いる。
青海波と霞の模様が刺繍された下襲に、牡丹などが織られた半臂をまとい、チドリ科が刺繍された袍の右肩を袒ぎ、太刀を佩き、別甲をかぶる。

[English Translation]