忍坂大中姫 (Oshisakano onakatsunohimeno Mikoto)

忍坂大中姫(おしさかのおおなかつのひめ)は第19代允恭天皇の后であり、第21代雄略天皇の母。
父は稚野毛二派皇子。

日本書紀允恭紀に、允恭2年春2月14日立后されたとある。
そして、名代部として刑部(おっさかべ)が設定されたとある。
このとき設定された名代部の一つが火葦北国(ひのあしきたのくに。熊本県八代・葦北地方)であるとする説がある。
当地から阿蘇ピンク石という石材が産出している。
河内平野の古墳の石棺にこの石材が用いられていることから、何らかの関係があるとする見方もある。

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