息長宿禰王 (Okinaga no Sukune no Miko)

息長宿禰王(おきながのすくねのみこ、生没年不詳)は、2世紀頃の日本の皇族。
第9代開化天皇玄孫で、迦邇米雷王の王子。
母は丹波之遠津臣の女・高材比売。
神功皇后の父王として知られる。
気長宿禰王とも。

王は河俣稲依毘売との間に大多牟坂王を儲ける。
天之日矛の後裔・葛城之高額比売との間に神功皇后(おきながたらしひめのみこと)、虚空津比売命(そらつひめのみこと)、息長日子王(おきながひこのみこ)を儲ける。
息長帯比売命は後に神功皇后と諡される。

王は少毘古名命・応神天皇と並び滋賀県米原市・日撫神社に祀られている。
また、明治15年(1882年)に米原市・山津照神社境内から発見された前方後円墳(山津照神社古墳)は息長宿禰王の墓という。

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