文華秀麗集 (Bunka Shureishu)

文華秀麗集(ぶんかしゅうれいしゅう)は、平安時代初期の弘仁9年(818年)に、嵯峨天皇の勅命により編纂された勅撰漢詩集。
全3巻。
先に編纂された凌雲集に続くもので、勅撰三集の一。
藤原冬嗣、菅原清公などにより編纂された。
作者は嵯峨天皇、淳和天皇をはじめ28人に及び、渤海 (国)使節や女流詩人の作品も収めるという。
もともとは148首が収められていたが、内5首は伝わらない。
群書類従所収。

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