春道列樹 (HARUMICHI no Tsuraki)

春道列樹(はるみち の つらき、? - 延喜20年(920年))は、平安時代中期の歌人。
父は主税頭(一説に雅楽頭)春道新名(はるみちのにいな)。
物部氏の流れである。

910年(延喜10年)に文章生(もんじょうしょう)となり、920年(延喜20年)に壱岐国守に任命された。

が、赴任前に没したということ以外に、経歴等については不明である。

和歌については、「古今和歌集」に3首、「後撰和歌集」に2首を残すのみである。

小倉百人一首
32番 山川に風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり(「古今和歌集」秋下303)

[English Translation]