土師猪手 (HAJI no Inote)

土師猪手(はじ の いのて、生年不詳 - 皇極天皇2年(643年)?)は姓は連(むらじ)。
冠位十二階の「大仁」。
通称土師娑婆(はじ の さば)。
父は土師磐村。

推古天皇11年(603年)、征新羅大将軍:来目皇子の葬儀を周防国で行っている。
周防国佐波に来目皇子の殯宮を造ったので、娑婆と名乗るようになった。

皇極天皇2年(643年)、皇極天皇の生母である吉備嶋皇祖母命(吉備姫王)が薨去し、天皇の詔によって吉備姫王の葬儀執行を担当する。

しかしその年の12月、上宮王家襲撃事件で巨勢徳太に従い、100の兵で斑鳩宮を攻めるが奴三成に討たれ、戦死する。

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