日野邦光 (HINO Kunimitsu)

日野 邦光(ひの くにみつ、元応2年(1320年) - 正平 (日本)18年/貞治2年(1363年))は、南北朝時代 (日本)の公卿。
日野資朝の子。
幼名、阿新丸(くまわかまる)。

概要
父・資朝は、元亨4年(1324年)、後醍醐天皇の倒幕計画に参画し、北条氏に捕らわれ、佐渡に配流された(正中の変)。
その後、元弘の変が起こったため守護職本間入道に斬られた。
阿新丸は、13歳で佐渡に渡り、父の死を知ると敵討ちを決意し、夜間嵐に乗じて父の仇本間を襲い、入道は獲られなかったが、斬手本間三郎を刺し殺した。
その後佐渡を脱け、帰京し、のち南朝に仕え、累進し、従三位中納言になった。

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