朽木舖綱 (KUTSUKI Nobutsuna)

朽木 舖綱(くつき のぶつな)は、丹波国福知山藩の第7代藩主。
福知山藩朽木家8代。

享保15年(1730年)11月24日、第5代藩主・朽木玄綱の長男として生まれる。
本来なら父・玄綱の後を継いで第6代藩主となるはずだった。
しかし、朽木一族の朽木綱貞が家臣団から第6代藩主として擁立されたため、舖綱は綱貞の養子となった。
安永9年(1780年)8月22日に綱貞が隠居すると、家督を継いで第7代藩主となった。

舖綱は『擬独語』を著わし、藩校創設の基礎を築き上げるなど、藩政を立て直すために積極的な藩政改革を目指した。
しかし、在位7年後の天明7年(1787年)2月22日に隠居して家督を養子の朽木昌綱に譲り、直後の9月19日に福知山で死去したため、十分な成果を挙げることはなかった。
享年58。

[English Translation]