正親町三条実久 (OGIMACHISANJO Sanehisa)

正親町三条実久(おおぎまちさんじょう さねひさ、明暦2年6月21日 (旧暦)(1656年8月11日)‐元禄8年11月11日 (旧暦)(1695年12月16日))は、江戸時代前期の公卿。
後西天皇(111代)・霊元天皇(112代)・東山天皇(113代)の三帝にわたって仕えた廷臣で、官位は正三位中納言まで昇った。
父は参議正親町三条実昭。
母は不詳。
兄に参議正親町三条公廉がいる。
養子に大納言正親町三条公統(兄公廉の実子)がいる。

寛文11年(1671年)に兄公廉の薨去、遺児の公統は幼すぎるため、実久が中継ぎとして正親町三条家の家督を継いだ。
同年に叙爵。
侍従・近衛府・近衛府をへて、貞享4年(1687年)には参議となり、公卿に列した。
元禄元年(1688年)には従三位・中納言となるが薨去。
元禄8年(1695年)まで同職にあった。

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