正親町三条実望 (OGIMACHISANJO Sanemochi)

正親町三条実望(おおぎまちさんじょう さねもち、寛正4年(1463年)‐享禄3年3月5日 (旧暦)(1530年4月2日))は、室町時代の公卿。
後土御門天皇(103代)・後柏原天皇(104代)の二帝にわたり仕えた廷臣で官位は正二位内大臣まで昇った。
父は内大臣正親町三条公治。
兄に参議正親町三条実興がいる。
子息に内大臣正親町三条公兄。
娘に西園寺実宣室がいる。
初名は実統(さねすべ)。
号は後慈光院(ごじこういん)。

文明 (日本)11年(1479年)に叙爵。
以降累進して、右近衛少将・右近衛権中将、蔵人頭を経て、延徳3年(1491年)には参議となり、公卿に列する。
権中納言を経て、永正4年(1507年)に権大納言となる。
さらに永正12年(1515年)内大臣に任じられるもすぐに辞した。
大永3年(1523年)に61歳で出家。
芳名は盛空(じょうくう)。

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