秋篠安人 (AKISHINO no Yasuhito)

秋篠 安人(あきしの の やすひと、天平勝宝6年(754年) - 弘仁12年2月10日 (旧暦)(821年3月17日))は奈良時代から平安時代にかけての貴族。
父は土師千村(土師宇遅)。

もともと土師宿禰の姓で平城京郊外の秋篠に居を有していたが、782年には朝廷より「秋篠朝臣」の氏姓を名乗る事を許されている。
土師宿禰は桓武天皇の母方の祖母の出身氏族。

桓武天皇より命を受け『続日本紀』の編纂に携わり、805年に参議となるが、伊予親王の事件に関与したとされて一旦は失脚する。
後に左大弁、左兵衛督などを歴任し、815年には従三位に昇った。
嵯峨天皇のときには「弘仁格式」を手がけた。

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