太秦駅 (Uzumasa Station)

太秦駅(うずまさえき)は、京都府京都市右京区太秦垂箕山町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線)の鉄道駅。

駅名電略は「オサウツ」。

ICOCA・Jスルー利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
JRの特定都区市内制度における「京都市内」の駅である。

近接する鉄道路線
京福電気鉄道:京福電気鉄道嵐山本線・京福電気鉄道北野線(帷子ノ辻駅・常盤駅_(京都府))

駅構造
交換設備を備えた相対式2面2線のプラットホームを持つ地上駅。
駅舎は北側にある。

一線スルー配線になっており、乗客への利便性向上のため京都行きの普通列車全列車と、当駅で行き違いを行わない園部方面の普通列車は、副本線である駅舎側1番ホームに停車する。
快速と特急は当駅に停車しないため、基本的に2番線を通過する。

2007年3月18日の改正で嵯峨野線の列車パターンがかなり変わり、昼間の園部方面行き電車の2番のりば発着が復活した。

なお駅業務はジェイアール西日本交通サービスへ委託されている。

利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約4,364人である。
(京都府統計書より)

「映画村の太秦」の印象で利用する観光客の他にも、近辺に住宅などが建ち並んでいるということもあって、駅規模の割に利用客は比較的多い。

円町駅開業前は当駅で下車し、嵐電(京福)帷子ノ辻駅から北野線で北野天満宮や立命館大学衣笠校舎へ向かう利用者も多かった。

駅周辺
帷子ノ辻駅は南に約300m離れているが、乗換客は割合に多い。
周辺は住宅地である。

駅の東500mほどに広隆寺、東映京都撮影所及び東映太秦映画村があるが、映画村へは花園駅 (京都府)から行く方が、わかり易くてやや早い。
ゴールデンウィークには、東映京都撮影所が休暇のため撮影所を開放して、東映太秦映画村の「臨時駐車場」や映画村の「裏口」として利用する場合がある。

なお、太秦駅から映画村に徒歩で行く場合、以下のルートとなる。
駅舎から右方向へ出て 山陰本線の踏切を渡らずに北(左)へ約200mの変則4差路を東(右)へ。
京都府立嵯峨野高等学校を左手に見て、京福(嵐電)北野線の踏切を渡り、そのまま 下立売通を約500m歩き、3灯信号のある交差点を南(右)へ。
(ここで初めて山陰本線の高架をくぐる)約200mで到着することが出来る。

歴史
1989年(平成元年)3月11日 - 開業。

隣の駅
西日本旅客鉄道(JR西日本)
■山陰本線(嵯峨野線)
■快速
通過
■普通
花園駅 (京都府) - 太秦駅 - 嵯峨嵐山駅

[English Translation]