山田川駅 (Yamadagawa Station)

山田川駅(やまだがわえき)は、京都府相楽郡精華町大字山田小字下河原3-1にある、近畿日本鉄道(近鉄)近鉄京都線の鉄道駅。
木津川市との境界上にある。

駅構造

プラットホーム2面2線の地上駅である。
ホーム長が短く、4両編成しか停車できない。
駅西側、2番ホームに駅舎があり、反対側の1番ホームへは構内踏切を利用して渡る(2007年11月時点では、京都線内唯一の構内踏切でもある)。
便所は2番ホームにあり、男女別の水洗式便所(2008年2月よりかつて存在した汲み取り式便所の隣に新たなトイレの建設工事を施行し、約1ヶ月の工事期間を経て完成し使用可能となり、汲み取り式便所は閉鎖・撤去された)。
但し、多目的トイレは設置されていない。

なお自動改札機は東芝製が設置されており、赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
また定期券の予約発売を実施している。

利用状況

2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は4786人。

近鉄の全調査対象駅(323駅、但し調査当時の数)中、122位。

京都線の駅(26駅、大和西大寺駅含む)の中では、20位。

京都府内の近鉄の駅(23駅)の中では、18位。

地元住民の利用が主である。
通学にも使われている。

駅周辺

近年駅前に商業施設が整備され、利便性が増した。
川を挟んで対岸に国道163号山田川バイパスが走っている。
駅から至る道は旧国道163号だが、やや狭い。

山田荘郵便局
アル・プラザ木津
ハイタッチリサーチパーク
京都府立南陽高等学校
木津川市立木津中学校
木津川市立相楽小学校
国道163号
山田川インターチェンジ - 京奈和自動車道

バス

駅前から奈良交通のほか、コミュニティバスである木津町巡回バス及び精華くるりんバスも連絡している。

奈良交通
高の原駅~南陽高校~山田川駅~木津川台住宅
きのつバス
木津駅 (京都府)・鹿背山・梅見台方面
ハイタッチリサーチパーク・兜台・高の原駅・相楽台方面
木津川台住宅方面
精華くるりんバス
桜が丘・光台・けいはんなプラザ・精華町役場・祝園駅方面
かつては加茂駅 (京都府)、笠置町、月ヶ瀬駅口、伊賀市方面行きのバスも発着していた。
現在もバス乗り場案内板にその跡(文字)が残っている。

歴史

1928年(昭和3年)11月3日 -奈良電気鉄道桃山御陵前駅~西大寺(現・大和西大寺駅)間開通時に開業。

1963年(昭和38年)10月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。

2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。

その他

近鉄京都線の前身、奈良電気鉄道時代には同社直営の路線バスがあり、古くからバスターミナルとしての性格を持っていた。
1995年までは国道163号を走り笠置町、伊賀市(三重県)方面へ向かう路線があったが廃止された。
合併以降は近鉄系の会社(京都近鉄観光バス、車庫が木津川市山城町 (京都府)上狛にあった。現在は近物レックス南京都支店)
→近鉄バス(当時は近鉄直営)に引き継がれ、1973年に現在の奈良交通の路線となっている。

駅南方には京奈和自動車道の高架橋がそびえ、開発の進展を実感させられる。

隣の駅

近畿日本鉄道
京都線
■急行
通過
■普通
木津川台駅 - 山田川駅 - 高の原駅

[English Translation]