木津川台駅 (Kizugawadai Station)

木津川台駅(きづがわだいえき)は、京都府木津川市吐師高樋10-2にある近畿日本鉄道(近鉄)近鉄京都線の鉄道駅。

西側の丘陵上にある木津川台住宅地の開設に伴い設置された。

駅構造

相対式プラットホーム2面2線を持つ橋上駅。
普通列車しか停車しないが、6両編成に対応している。
出入口は東西双方にある。
改札口は1ヶ所のみ。

なお自動改札機は東芝製が設置されている。
赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。

利用状況

2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は2136人。

近鉄の全調査対象駅(323駅、但し調査当時の数)中、191位。

京都線の駅(26駅、大和西大寺駅含む)の中では、25位。

京都府内の近鉄の駅(23駅)の中では、22位。

木津川台住宅地等の付近住民の利用が主である。

駅周辺

近鉄木津川台住宅地
近商ストア(ハーベス)
京都府道22号八幡木津線

付近には田畑が目立ち、駅前広場には小さな車寄せがある程度。

西側の直近に平行して片町線が通っていることもあり、住宅地方面へ直接向かう道は細く、川沿いを通って片町線の下をくぐり向かう事になる。
このためか、駅前から住宅地方面へのバスはない。
なお、片町線に同様の駅は設けられていない。

新しく開かれた街に新設された駅であり、周囲からは駅舎がよく目立つ。
この駅はとても複雑な経緯を持つ。
まず駅一帯にある住宅街は近鉄不動産が開発したが、その地域に「駅ができる」とのことで家を購入した人が存在する。
その後10数年間駅は出来ず、近鉄不動産は大反発を受けた。
一方、この街はそもそも「農村」のままでいたかったため、旧・木津町側では開発前から駅ができることを不服にしていた。
近商は昔からあり、近年すぐ横へ移った。
なお旧近商はりそな銀行(旧・奈良銀行)になっている。

歴史

1994年(平成6年)9月21日 開業。

2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。

隣の駅

近畿日本鉄道
京都線
■急行
通過
■普通
新祝園駅 - 木津川台駅 - 山田川駅

[English Translation]