東山三条駅 (Higashiyama-sanjo Station)

東山三条駅(ひがしやまさんじょうえき)は、かつて京都市東山区三条大和大路下ル古川町にあった京阪電気鉄道京阪京津線の鉄道駅。
1997年の京都市営地下鉄東西線開業に伴い京津線三条駅 (京都府)~御陵駅間が廃止されたことで廃駅となった。

概要

三条通(旧国道1号)上に設けられた電停タイプの駅。
ステップを備えた車両しか停車できない関係から、普通列車のみの停車駅で、急行(1981年廃止)・準急は通過していた。

南北に走る東大路通の東側に対向式のホームがあった。

1978年9月までは東山通を走る京都市電東山線と平面交差しており、市電の東山三条駅との乗換駅でもあった。
この東山線との間には、第二次世界大戦中に連絡線が設けられ、戦中戦後には市電側から屎尿輸送の貨物電車が京津線に乗り入れた。
その後この連絡線は撤去されている。

沿革

1912年(大正元年)8月15日 - 京津電気軌道開業時に古川町駅として開業。

1950年(昭和25年)1月7日 - 上り線乗り場に安全地帯を設置。

1950年(昭和25年)11月25日 - 駅名を東山三条と改称。

1997年(平成9年)10月12日 - 廃止。

隣の駅

京阪電気鉄道

京津線

三条駅 (京都府) - 東山三条駅 - (平安神宮前駅 - 岡崎道駅) - 蹴上駅 (京阪)

接続路線

京都市電東山線 - 1912年(大正元年)12月25日の開業時から「東山三条」を名乗っていた。

[English Translation]