藤森駅 (Fujinomori Station)

藤森駅(ふじのもりえき)は、京都府京都市伏見区深草キトロ町にある、京阪電気鉄道京阪本線の鉄道駅。

駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。
駅舎(改札口)は淀屋橋方面ホーム側にあり、反対側の出町柳方面ホームへは改札内の地下道で連絡している。
駅の北側に地下自由通路があり、駅西側へと通じている。
また、出町柳方面ホームは淀屋橋方面ホームより北側へ数両分ずれて設置されており、ホームをオーバークロスするかたちで名神高速道路が通っている。
1980年代半ばより、駅名にちなんでホームの柱を薄紫(藤色)に塗っている。

のりば

※両ホームとも有効長は8両(但し停車する列車は7両のみ)。
番線表示はない。

駅周辺
駅舎のすぐ東側を琵琶湖疏水が流れており、1928年に竣工された歩行者専用の堀田橋が架けられている。

深草バスストップ - 名神ハイウェイバス(徒歩約5分)
聖母女学院短期大学・高等学校・中学校・小学校
京都市立深草中学校
京都市立深草小学校
深草郵便局
ダイエー藤森店
京都市青少年科学センター
伏見保健所深草支所
伏見区役所深草支所
京都医療センター
藤の森ローズタウン

バスのりば
京阪藤森駅には、バス路線は乗り入れていない。

最寄バス停:京都市交通局・京阪バス深草西浦町または藤ノ森、名神深草バスストップ
深草西浦町
バス停は駅前ではなく、駅から徒歩5分の師団街道沿いにある。

京都市バス
南5系統:竹田駅 (京都府)東口行/(伏見稲荷神社経由)京都駅行
臨南5系統:藤森神社方面
藤ノ森
バス停は駅前ではなく、駅から徒歩5分の師団街道沿いにある。

京都市バス
臨南5系統:竹田駅 (京都府)東口行
南8系統:竹田駅東口行/横大路車庫行
京阪バス
2号経路:竹田駅東口行/醍醐方面行
名神深草バスストップ
バス停は駅前ではなく、駅から徒歩5分(約500m)の名神高速道路上にある。

名神ハイウェイバスのほか、各方面の高速バスが停車する。

歴史
1910年(明治43年)4月15日 師団前駅として開業。

1941年(昭和16年)9月1日 藤森駅に改称。
(師団所在地であるため防諜上の理由)

1943年(昭和18年)10月1日 会社合併により京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。

1949年(昭和24年)12月1日 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。

1977年(昭和52年)3月30日 駅の西側に京阪電鉄初の分譲マンション「ローズマンション藤の森」の分譲開始。

1978年(昭和53年)3月30日 「ローズマンション藤の森」竣工、京阪藤の森ビル竣工。

1999年(平成11年)3月29日 大阪行きホームに車椅子用スロープ設置。

2003年(平成15年)「二代目おけいはん江本理恵」のCM撮影に使われる。

2008年(平成20年)2月 ホーム異常通報装置設置

その他

2000年頃までは車内放送の際に駅名の後に「科学センター前」と呼称していた。

さらに以前においては日本急行バスへの乗換を案内していた時期がある(その時期には「科学センター前」の呼称はなし)。
この時期には各ホームに乗り換えを示す電照看板、改札近傍に電照看板の時刻表もあった。
名神ハイウェイバスのうち、日本急行バスには京阪も出資していたことが、(他の事業者を無視する形で)このような案内を行っていた理由と考えられる。
その後、1971年に日本急行バスが名鉄資本に一本化され、さらに1979年には運行が名鉄傘下の名古屋観光自動車に委託されたことから案内は取りやめられた。

2008年3月に京都市との合同で西改札口の設置・改札階と上下ホームを結ぶエレベーターの設置の整備計画を発表された。
完成は2010年度の予定。

隣の駅
京阪電気鉄道
京阪本線

■K特急・■特急・■急行

通過

■準急・■普通

墨染駅 - 藤森駅 - 深草駅

[English Translation]