水尾神社 (Mio-jinja Shrine)

祭神磐衝別命比咩神
創建創祀年代不詳
社格式内社(名神大)県社
例祭5月1日

水尾神社(みをじんじゃ)は滋賀県高島市にある神社である。

祭神

磐衝別命

比咩神

歴史
創祀年代不詳であるが、式内社で年4度の奉幣のほか名神大社として臨時大祭にも奉幣があった。
延暦3年(784年)従五位下、貞観 (日本)5年(863年)従四位下の神階を授けられ、明治15年(1882年)に郷社、大正4年(1915年)に県社に列格した。

磐衝別命は猿田彦の天成神道を学ぶため当地に来住し、朝夕猿田彦命を祀る三尾大明神を遙拝されたのでこの地を拜戸と言うようになったと伝わる。
磐衝別命が亡くなった後にその子である磐城別命は磐衝別命を三尾山に葬り本神社を創建した。
以後百年後、応神天皇の第11皇子速総別王も天成神道を学ぶため拜戸を訪れた。
速総別王の4世孫である彦主人王は、磐城別命の5世孫の振姫を越前國から迎えて妃とした。
振姫は本社拝殿を産所として、天迹部王、男迹部王、太迹部王の3児を同時に安産した。
ちなみに男迹部王は、後の継体天皇である。

祭事
例祭 5月1日

[English Translation]