凝然 (Gyonen)

凝然(ぎょうねん、仁治元年3月6日 (旧暦)(1240年3月30日)- 元亨元年9月5日 (旧暦)(1321年9月26日))は、鎌倉時代後期の東大寺の学僧。
号は示観房。
伊予国の出身。

東大寺戒壇院の円照に師事して通受戒を受けた。
また華厳を宗性に、律を証玄に、真言密教を聖守・真空 (鎌倉時代)に、浄土教学を長西に学ぶなど博学であった。
特に華厳経に通じており各所で講義を行っている。
円照のあとを受けて東大寺戒壇院に住し、法隆寺や唐招提寺など多くの寺院を管理下においていた。

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