夏珪 (Kakei)

夏珪(かけい、生没年不明)は、南宋の画家。
字は禹玉。
当時における院体画の第一人者とされる。

臨安(杭州市)の出身。
南宋の都であった杭州の画院で、寧宗 (宋)の時代に活躍をみせた。
とりわけ山水画が有名である。
北宋期の風景画が大観的な視点から描いているのに対し、夏珪の画の多くは、画の一角に風景を描き多くを余白にした(「辺角の景」)。

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